ゲストについて
貞末真吾さん 株式会社ブルースカイ代表取締役
プロフィール
鎌倉市出身。福岡で、泊まれる立ち飲み『STAND BY ME』(スタンドバイミー)、インスタ映えスポットのアート駐車場『#ジハングン』、みんなが輪になるワークショップ型アイデア大会『FUKUCONVALLEY(フクコンバレー)』などのユニークな事業やプロジェクトの立ち上げと運営を行う。
別名“リスクを取る企画屋”。
https://fukuoka-person.com/sadasue-01/
当日の対話内容
<貞末真吾さんからの自己紹介>
神奈川県鎌倉市出身でメーカーズシャツ鎌倉株式会社の経営者ファミリーのひとりだった真吾さん。
シャツづくりと販売業務などを経て、福岡進出を計画してJR博多シティ店と天神地下街店を開店したりと、ご自身は会社のビジネスがおもしろくて、社長のような気持ちで海外展開にものめり込んでいたのに。。2012年ニューヨーク支社長として赴任目前に役員会議で常務取締役を解任されます。
その後、福岡へ移住して、センスのいい質屋さん『Acebuddy』(ヴィンテージショップ)を立ち上げ、成功を経て事業売却。
次に展開したのは、センスのいい子ども向けフォトスタジオ『Acestudio』(エーススタジオ)で、今や7店舗もあるそうです。
世界初の唐揚げホステル『trica』(トリカ)、泊まれる立ち飲み『STAND BY ME』(スタンドバイミー)、泊まれない立ち飲み屋『タイムカード』、動くスナック『アポロ号』、インスタ映えスポットのアート駐車場『#ジハングン』などなど、ユニークなアイデアで事業を展開してこられました。
<貞末真吾さんへの質問>
Q:コロナの自粛期間中はどうでしたか?
A:「何か盛り上がりたいよね」という話を仲間としていた 。それから、家族との時間が増えたね 。
Q:アイデアをカタチにする方法は?
A:アイデアは普段の話題の中にあって、誰かの困り事のことが多い。 例えば、2年前に大濠公園の花火大会がなくなったとき、何とかしたいと思って集まった人たちがいた。大きなイベントにすると警備が大変なのだけど、70発までは届け出がいらないのでサプライズで上げたかった。しかし、紆余曲折があり、それもできなくなったので、ワークショップで作った線香花火をもちよって神社で世界一小さい花火大会を開催した。みんながやりたいけど一人ではできないことを、みんなとアイデアを練ると実現できるようになる
Q:ジハングンのアイデアはどこから
A:鎌倉育ちなので、海の家とか、海が見えるところで何かやりたかったけど、土地がなかった。 糸島にこんな広い土地があると聞いて、もう即決。 インスタ映えのスポットとして人気が出てるけど、マネタイズも考えて駐車場にしたら、ちゃんと稼いでくれる土地になった。
長崎県の諫早にあるフルーツバス停もインスタ映えで若い人に人気だけれど、マネタイズできていないのが残念 。
自販機の中身を埋めてくれる業者がたくさんなかったので、開けたままにしていたら、その中に人間が入って写真を撮影するといった、想定していないことが起きた。余白のあるデザイン、参加型や共働型の取組は大切。
参加者からのコメント やっぱりアートを上手に使うと街に活気が出るとおもいます! 昨年の森の芸術祭とか良かった!
Q: 糸島のブランド力のように、福津を人気にするには?
A:意外性のある山奥のおしゃれパン屋さんとか、インパクトのあるアイコンがあると、まわりにいろいろできてくる。超意外なバス停ができちゃうとか。。。
Q:未来がある人を勇気づける 背中を押すには?
A:例えば、バンコクのトリカに1人で1か月暮らせば、すごく変わる。 そういう場をもっと提供していきたい。 バンコクのトリカは若い人を応援する装置。
Q: ベンチマークしている業態は?
A:ベンチマークとかはしていなくて、パクッテるだけ。駐車場×インスタ映えで組み合わせるとか。
日程
5月29日(金)20:00~21:00
参加費
無料
形式
オンライン
*ZOOM開催。各自準備をお願いします
お申込み
お申し込みはこちらから。
@Fukutsu Caravanとは
福津のオンライン・コミュニティ・サイトFukutsu Caravan。
ここから世界でまちづくり・ひとづくりに関わる素敵なゲストをお迎えして交流する60分のZOOMイベント「@Fukutsu Caravan」。
ゲストのお話を聞くのは、福津市出身のエストニア起業家・中嶋雄士とバー美幸のママ・松田美幸です。
福津の皆さんと、世界を視野に活動されている素敵な方々と、楽しい時間を過ごしましょう。